おすすめ巡回先と囚人のジレンマの話

「おすすめ巡回先」
マジック関連です。勝手にのせてしまっているので問題がある場合お手数ですが連絡お願いします。

?リミテット研究室
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/tamanchu/framepage2.htm

?はてなアンテナso what?
ttp://a.hatena.ne.jp/harino/

?→?の順がおすすめです〜

「囚人のジレンマの回答」
答えは「2人とも自白するべき」です。

　この答えになる理由はそれが双方にとって最善の選択だからです。あれ？変ですね。二人とも黙秘した方が得のはずなのに。

この問題には5つのパターンが考えられます。

1、Aが黙秘してBも黙秘する
→両方懲役1年

2、Aが黙秘してBが自白する
→Aは無期懲役、Bは釈放

3、Aが自白して、Bが黙秘する
→Bは無期懲役、Aは釈放

4、Aが自白して、Bも自白する

→両方懲役20年

5、Aが黙秘してBも黙秘する
→両方懲役1年

　双方にとって最も利益が上がるのは5の場合です。しかし、それぞれにとって見ると「相手が黙秘するならば自白する方が1年得」です。ましてなもし自分が黙秘して相手が自白しようものなら目も当てられません。このためそれぞれの囚人は自白し、ともに利益を得ることができる5の選択を取ることはできません。

っていうのがこの話です。相手の親族からの報復の可能性などは考えてません。話を簡略化するために無視してください。
囚人のジレンマはゲーム理論の入り口にあたる話で、ゲーム理論は経済学の1分野です。合理的な行動をするための方法論を追及する学問です。直接ゲームとは関係ありません。しかしゲームを遊ぶ際や作る際には結構役に立つので興味があったら勉強してみると面白いかもしれません。
　別に学んでもすぐにゲームに強くなれるわけではないですが、強い人が強い理由がわかったりします。ていうか自分も偉そうがことが言えるほどわかってないですが、わりと面白いですよ。
　ちなみに囚人のジレンマは社会のいたるところに存在してます。ただし、ほとんどの場合「繰り返し型」の囚人のジレンマなので今回の結論とは解決方法は異なります。これを読んで突然人を裏切ったりしないようにしてください。村八分になれますw