プロ野球交流戦

2006年5月1日
そろそろ始まります、交流戦。
 去年から始まったセリーグのチームとパリーグのチームが戦う制度なんですが、盛り上がったもののいくつか課題もありました。今年も去年と全く同じ時期に同じ試合数やるようですので同じような話が出ることでしょう。
スポーツニュースなどでよく話題に登った課題と私見はこんな感じです。

?時期が早すぎない?

?試合数が多すぎない?

?については交流戦で優勝決定とかになるとちょっと盛り上がらないので早めの方が言いと思うんですが、個人的にはもう少し後の方がいいのではないかと思います。

開幕に勝ちまくってる球団がなければこの時期でもいいと思うのですが、今年のセリーグのような状態だと投手のローテーションを巨人用に組み換えて止めに行かないといけないんです。それが交流戦のせいで先延ばしになると取り返しがつかなくなる恐れもあるので。

?については多すぎる気がします。ムリにそれぞれの本拠地で3連戦やらずに3連戦一回で良いのでは?

そんでちょっと交流戦について考えてみました。
まず通常の公式戦と同じでチーム成績に反映されます。
次にパリーグがDH制(投手が打席に立たないで打ち専門のDH打者が打席に入る制度)を採用しているためパリーグの本拠地での試合はDH制で行われます。

これだけ聞くと普通なのですが、実はどっちかのリーグのチームが全敗しても全チームが5割でも結果は同じです。
なんか変ですよね。
通常の公式戦では上位のチームに勝つとそのチームの負け+自チームの勝ちで2倍の効果が上がります。

このため下位のチームはエースを上位(特に1位)チームに当てて行き、結果として弱いチームでも優勝を狙うことができるのです。

しかし交流戦ではソフトバンクに勝とうが楽天に勝とうが同じ1勝です。わざわざローテーションをいじって上位チームにエースを当てる必要は皆無です。交流戦は戦力のあるチームにやさしい制度といえます。

時期や試合数も含めてもう少し制度的な練りこみが必要な気がしますね。

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