本の感想
2007年1月16日昨日の朝便で帰って来ました。
洪水にあったりいろいろしたのでおいおいその辺も書こうと思いますが、今日は本の感想です。
去年行ったときは4冊本読めたので、今年は去年より滞在が長いから6冊持ってきましたが、結果読めたのは3冊半。「瑠璃の箱舟」夢枕獏「天涯の砦」小川一水「アルスラーン戦記12巻」田中芳樹を読んで、「サージャント・グルカ 」谷甲州が今読んでる最中です。
「天蓋の砦」はSFで、軌道上に作ったステーションが事故にあって宇宙を漂流する話です。漂流ものの宇宙版かな。これは行きの飛行機の中で読んだのですが、気流の具合が悪くて揺れまくってるなかで読んでいたためすごい臨場感でした(笑)
小川一水はわりとスケールの大きい話を書くことが多い作家なので、こういったミクロな事象にスポットをあてた作品は初めて読みました。ハードSFっぽいのですが微妙になりきらないのがらしいなあと思いました。
ガンダムの漫画書いてる安彦 良和は無理やりバットエンドにする傾向がありますが、小川一水は無理やりハッピーエンドにする傾向がありますね。足して2で割るとちょうどいいのに。
こんなこといってますが、この本は結構お勧めですよ。
次に読んだのが「アルスラーン戦記12巻」です。まあコレに関してはあまりいうことはないです。完結してないし。歴史もの風ファンタジーですね。
最後に読んだのが相互リンクのこももさんに紹介してもらった「瑠璃の箱舟」です。夢枕獏の本は初読だったんですが、今回読んだ3冊の中では一番良かったです。小説家の主人公の親友として小池重明をモデルにした真剣師が出てくる私小説風の作品です。
小説家という特殊な人生を生きていくうえでの葛藤が多く描かれれており、これは作者が何年も味わってきたものでしょう。
小説家もプロのギャンブラーも、退路を断つ覚悟がないとできない生き方だと思います。こういう風に自分をさらすことができる作家というのはすごい生き物ですよね。
洪水にあったりいろいろしたのでおいおいその辺も書こうと思いますが、今日は本の感想です。
去年行ったときは4冊本読めたので、今年は去年より滞在が長いから6冊持ってきましたが、結果読めたのは3冊半。「瑠璃の箱舟」夢枕獏「天涯の砦」小川一水「アルスラーン戦記12巻」田中芳樹を読んで、「サージャント・グルカ 」谷甲州が今読んでる最中です。
「天蓋の砦」はSFで、軌道上に作ったステーションが事故にあって宇宙を漂流する話です。漂流ものの宇宙版かな。これは行きの飛行機の中で読んだのですが、気流の具合が悪くて揺れまくってるなかで読んでいたためすごい臨場感でした(笑)
小川一水はわりとスケールの大きい話を書くことが多い作家なので、こういったミクロな事象にスポットをあてた作品は初めて読みました。ハードSFっぽいのですが微妙になりきらないのがらしいなあと思いました。
ガンダムの漫画書いてる安彦 良和は無理やりバットエンドにする傾向がありますが、小川一水は無理やりハッピーエンドにする傾向がありますね。足して2で割るとちょうどいいのに。
こんなこといってますが、この本は結構お勧めですよ。
次に読んだのが「アルスラーン戦記12巻」です。まあコレに関してはあまりいうことはないです。完結してないし。歴史もの風ファンタジーですね。
最後に読んだのが相互リンクのこももさんに紹介してもらった「瑠璃の箱舟」です。夢枕獏の本は初読だったんですが、今回読んだ3冊の中では一番良かったです。小説家の主人公の親友として小池重明をモデルにした真剣師が出てくる私小説風の作品です。
小説家という特殊な人生を生きていくうえでの葛藤が多く描かれれており、これは作者が何年も味わってきたものでしょう。
小説家もプロのギャンブラーも、退路を断つ覚悟がないとできない生き方だと思います。こういう風に自分をさらすことができる作家というのはすごい生き物ですよね。
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