オープン予選出られそうもない気がするのでまじめに書いちゃいます。
10版環境で一番大きな変化は環境基本ターンの後退でしょう。
《煮えたぎる歌》落ちによってここしばらく環境にフタをしていたドラゴンストームはメタゲームから脱落。まぬけ時空に引きずり込まれました。
これによって起きる変化は

?最速コンボの座はナルコブリッジに

?ドラゴンストームを苦手としていたコントロールの点数が増加

?ビートダウンは基本ターンを後ろに伸ばしてよい

?によって予想されるのは「ナルコのメタられっぷりは今まで以上にひどくなる」ということ。下手をすると《計略縛り》のサイドスロットはそのまま墓地対策になるでしょう。《よりよい品物》を失って直球勝負が難しくなったナルコブリッジはトランスフォーム型のサイドボードを模索するほかないのかな?
このあたりいい解決方法があるのかどうかは研究してないのでわかりません。

?によって予想されるのは「トリコロールの点数が増す」こと。ドラゴンストームには絶望的でしたが、クリーチャーデッキには無敵の強さを誇るこのデッキは相対的な強さが増してますよね。

?の変化がおそらく次環境一番の不確定要素でしょう。《密林の猿人》落ちでグルールが、《サバンナ・ライオン》落ちでZOOやボロス、白緑がやはりDSと一緒にデッキごとまぬけ時空に引きずり込まれました。

《モグの狂信者》《火葬》《包囲攻撃の司令官》は赤入りのビートダウンにとってもちろん大きな戦力となりますが、テンポ的に言うと失ったものの方がはるかに大きいといえます。
こいつらどっちかというとコントロール向きのカードなんだよね。

DSの脱落で相手を4ターン以内に倒す必要もなくなったからには、これからは対処されにくいパーマネントを使ってゆっくりのターンで25点〜30点くらいのライフを削るつもりでデッキを作れば良いと思います。主に使うのは《タルモゴイフ》や《トロールの苦行者》、《カルシダーム/Calciderm》も出番が増えることでしょう。

結論としてはビートダウンのメインカラーは赤ではなくなると思います。緑が一番手で白と赤が2番手争いかなあ

日本選手権は一番良くできたビートダウンに勝って欲しいし、そのチャンスは大きいと思います。コントロールはメタるデッキが出来上がってないと真価を発揮できないですから。出る人は頑張ってね〜

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