作業フローをまとめる前に
最近日記でよくふれてる格言について書いてみます。
あんまり身内とも議論しないネタなのでいろんな人からの
つっこみ大歓迎です。
まず格言というやつの定義から。
これはひとから教えてもらったり、自分でみつけたりして
日ごろ心がけてるデッキ構築上のコツです。
実際別に自分のレーティングが日本一だったりするわけでは全然ないので
正しいものも間違ったものもいりまじっていると思われます。
ご利用の際は要注意といえましょう。
さて、格言のマナカーブ理論と異なるところは
ちょっと漠然としているところです。強いデッキによくある状況証拠のようなものです。
じゃあ思いつく範囲で格言の実例をあげて見ましょう。
1.「デッキはコンセプトを集約しよう」
初心者に良くある例として、あれもしたい、これもしたいって感じで
いろいろ一つのデッキに詰め込む人がいますが、ほとんどの場合間違いです。
一つの方向に特化してしまったほうが、相手のマンマークを振り切れるので
強くなる場合が多いです。
ただし、例外としては、コンボ+ビートダウンなどがあります。
プロジェクトXは、4ターンキル可能なコンボデッキであり、かつ5ターン切る可能なビートダウンでした。
共通の基盤となる要素から、一方はスペル、一方はクリーチャーなどで角度を変えて決めに行くことが出来れば、相手にしてみれば要素を崩してコントロールすることが難しくなります。
2.「勝ち手を複数用意しよう」
一枚のカードでしか勝てないデッキは、よほど強くないと勝ちきるのは困難です。
二枚以上の決め手カードを用意しなくても良い場合は、プレイしたターンに実質勝利を確定できるくらいそれが堅い場合だけです。
特に特定のクリーチャーだけで決めに行こうとすると、《マナ漏出/Mana Leak》×4と《審判の日/Day of Judgment》×2とか用意されるだけで簡単に勝てなくなります。
3.「メタデッキより一回り重いカードでデッキを作ろう」
マジックは重いカードのほうが強いゲームです。
だから相手のキルターンが来る前に、相手より重めのカードを連打すれば勝てます。
4.「緑系のデッキは複数のマナカーブを用意しよう」
そうしないと《極楽鳥/Birds of Paradise》が死んだだけでプレイヤーも死ぬことになりかねませんw最低でも2つ。出来れば3つ~4つの連立にするのが望ましいです。安定性、マイナス剥離耐性がぜんぜん違います。
5.「マンマークを振り切ろう」
メタデッキを作るときには、メタ内にいるデッキの対抗カード(除去とかカウンター)枚数を数えて、それ以上に入れるとか、ぜんぜん入れないようにするとかして無駄カードを増やしてやると勝ちやすいです。
まだまだあるんですがもう時間がないので、今日はこの辺で。
コメント
> 2.「勝ち手を複数用意しよう」
1.に沿って、同じ方向のエンドカードを複数枚用意することを前提としているんですよね?
イメージの問題ですが、「勝ち手を太くしよう」のほうが良いと思います。
> 4.「緑系のデッキは複数のマナカーブを用意しよう」
急に緑の話になるところに、好みが出てますね。
他の色の格言もあっていいかも。
火力は最強の除去
とか。
> コントロール系の格言がない?
なんといいますか、ビートダウン・コンボ系の格言が多いですね。
コントロール系は、別の格言集になるんですかね?
> 追加の格言
ちょっと粒度が違いますが・・。
・速いデッキは、攻めをとがらせよう
・長いデッキは、受けを丸く(or広く)しよう
とかかな。
> 格言のアイデア
表現とかはもうちょっと工夫が必要ですが、
・マナカーブは手段であって目的ではない
・フェッチの圧縮効果は信じるな
・色マナは全力で確保しろ
とか。
ほんとはもう少し書く予定だったのだけど
なんか一般的な話で終わってしまった。
のういう細かい気づきをまとめておくとあとで
忘れてて再発見したりしないですむのでいいかと
アイデアもらったやつは今度書いてみるっす。
>REQUIEM
はじめまして。
アリーナの常連さんです?
適当に思ったことを書き散らしてるだけのDNですが
よければ覗いてってください。
·相手の手札があるうちは手札を使いきるな。
·勝ち手は少なくても良い。手堅い手段を選べ。
·テンポなんぞくれてやれ。後で纏めて取り返そう。
·死なないうちはライフを払え。最後の除去は大切に。
·環境が重くなってきたらカウンターの出番。
こんな感じですか?